グループウェアとは、組織内のLAN(Local Area Network)を利用して、複数人からなるグループでの情報共有やコミュニケーションを円滑にするためのシステムまたはソフトウェアの総称のこと。

グループウェア(groupware)とは、企業や組織内のLANに接続されたユーザ同士で情報の交換や共有ができるようになっており、業務の効率化を図るためのソフトウェアです。

例えば、機能としては、メンバー間のスケジュールの他に組織内の施設の使用状況を管理・共有するスケジューラ機能、メンバー間での電子メールの送受信が行える電子メール機能、情報ファイルや画像データなどを共有する文書共有機能、申請・承認や報告書等の決済業務に便利なワークフロー機能などがあります。すべての機能をWebブラウザから利用できるようにした製品が主流になっています。

実際の製品はこれらの機能のうちいくつかを組み合わせたものが多く、近年ではインターネット・イントラネットの普及に伴い、Webブラウザからすべての機能を利用できるようにした製品が主流になりつつあります。 世界的に普及している製品には、Lotus Development社(IBM社の子会社)のNotes、Microsoft社のMicrosoft Exchangeがある。日本では主に大企業でこの2製品の導入が進んでいるが、近年では中小企業や大企業の事業部門にターゲットを絞った手軽な国産製品が急激に売上を伸ばしています。